Web browserコンポーネントのChromium版Edge化対応

[yasunaka]

背景

crossnote ver 2.0.0ではEclipse 2020-09が対応したChromium Embedded Framework (CEF)を利用してWeb browser環境をIEベースからChromiumベースに切り替え、最新のWeb技術が利用できるようにした。しかし、このバージョンに含まれるChromiumはバージョンが古く、かつ今後このChromiumのバージョンを上げるにはベースのEclipseフレームワークのバージョンも上げなければならない。これはセキュリティ的に懸念事項となっていた。

Eclipse 2021-03がChromium版Edgeのサポート

最新のEclipse 2021-03において、MicrosoftのChromium版Edgeへの切り替えがサポートされた。このChromium版EdgeにはEver greenモードといい、Windows OSのバージョンアップの仕組みを用いてバージョンを最新に保つことができるようになっており、セキュリティ的に堅牢な状態を保つことができる。

対応内容

• ベースフレームワークをEclipse 2021-03を切り替える。
• Web Browser環境の切り替え
  • Windows版ではChromium版Edgeをサポートする。
  • macOS、Linux版ではWebKitに切り替える。