Changes between Initial Version and Version 1 of WikiRestructuredText


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Nov 17, 2012, 6:20:07 PM (12 years ago)
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trac
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--

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  • WikiRestructuredText

    v1 v1  
     1= Trac での reStructuredText 対応 = #reStructuredTextSupportinTrac
     2
     3Trac は WikiFormatting を使用できるすべての箇所で、 Wiki マークアップの代わりに ''reStructuredText'' を使用することができます。
     4
     5reStructuredText の Web ページより:
     6 "''reStructuredText は読みやすく、 WYSIWYG なプレーンテキストへのマークアップ文法と、そのパーサシステムです。 (Python の docstring のような) プログラムへのインラインドキュメンテーションや、シンプルな Web ページの素早い作成、スタンドアロンのドキュメントの記述に役立ちます。 reStructuredText は個別のアプリケーション向けに拡張ができるように設計されています。''"
     7
     8Subversion リポジトリのファイルを reStructuredText として Trac のソースブラウザに表示したい場合、 Subversion の `svn:mime-type` 属性に `text/x-rst` を設定してください。 [http://trac.edgewall.org/browser/trunk/INSTALL この例] が参考になります。
     9
     10=== 必須条件 === #Requirements
     11Trac で RST を使うためには、 Python の docutils パッケージがインストールされていなければなりません。
     12あなたのオペレーティングシステムでまだ使用できない場合は、 [http://docutils.sourceforge.net/rst.html RST Website] からダウンロードすることができます。
     13
     14docutils のインストールには `easy_install docutils` を使用してください。 Trac が docutils パッケージを探すことが出来ない可能性があるので、 (`apt-get install python-docutils` などの) OS のパッケージマネージャは使わないでください。
     15('''訳注:''' docutils が提供している `setup.py` では `setuptools` を使用していないため、 OS のパッケージでは `docutils-*.egg-info` が作成されない場合があることを指しています。 egg-info さえ作成されていれば OS のパッケージマネージャを使用しても問題ないと思われます。)
     16
     17=== さらなる RST に関する情報 === #MoreinformationonRST
     18
     19 * reStructuredText  Web サイト -- http://docutils.sourceforge.net/rst.html
     20 * RST クイックリファレンス -- http://docutils.sourceforge.net/docs/rst/quickref.html
     21
     22----
     23
     24== RST を Trac で使用する == #UsingRSTinTrac
     25テキストブロックが RST でパースされるようにするには、 ''rst'' プロセッサを使用してください。
     26
     27=== reStructuredText における TracLinks === #TracLinksinreStructuredText
     28
     29 * Trac は RST テキストの中で TracLinks が可能になる、 RST のディレクティブ 'trac' を提供しています。
     30
     31 例:
     32 {{{
     33 {{{
     34 #!rst
     35 This is a reference to |a ticket|
     36
     37 .. |a ticket| trac:: #42
     38 }}}
     39 }}}
     40
     41 * Trac は RST で TracLinks を簡単に作成できるように、 `:trac:` というロールを予約しています。
     42
     43 例:
     44 {{{
     45 {{{
     46 #!rst
     47 This is a reference to ticket `#12`:trac:
     48
     49 To learn how to use Trac, see `TracGuide`:trac:
     50 }}}
     51 }}}
     52
     53 `:trac:` ロールのすべての使用例の一覧は、 WikiRestructuredTextLinks を見てください。
     54
     55
     56=== reStructuredText におけるシンタックスハイライト === #SyntaxhighlightinginreStructuredText
     57
     58同様に、 RST において TracSyntaxColoring を行なうディレクティブがあります。
     59ディレクティブは code-block と呼ばれます。
     60
     61
     62
     63{{{
     64{{{
     65#!rst
     66
     67.. code-block:: python
     68
     69 class Test:
     70
     71    def TestFunction(self):
     72        pass
     73
     74}}}
     75}}}
     76
     77上記の例は以下のように見えます。
     78
     79{{{
     80#!rst
     81
     82.. code-block:: python
     83
     84 class Test:
     85
     86    def TestFunction(self):
     87        pass
     88
     89}}}
     90
     91=== reStructuredText の中における Wiki Macros === #WikiMacrosinreStructuredText
     92
     93[WikiMacros Wiki マクロ] を RST の中で使用するには、 code-block のようなシンタックスハイライトと同様のディレクティブを使用します。
     94動作させるためには [http://trac.edgewall.org/ticket/801 #801] のパッチ適用をした Trac を使用しなければなりません。
     95
     96=== Wiki Macros の例 === #WikiMacroExample
     97
     98{{{
     99{{{
     100#!rst
     101
     102.. code-block:: RecentChanges
     103
     104   Trac,3
     105
     106}}}
     107}}}
     108
     109この結果は以下のようになります:
     110
     111     [[RecentChanges(Trac,3)]]
     112
     113より簡素な構文でも Wiki マクロを利用できます:
     114
     115{{{
     116{{{
     117#!rst
     118
     119:code-block:`RecentChanges:Trac,3`
     120}}}
     121}}}
     122
     123=== より大きい RST の例 === #BiggerRSTExample
     124この例のように書くと、とても分かりやすくなります:
     125{{{
     126#!html
     127<pre class="wiki">{{{
     128#!rst
     129ほげほげヘッダ
     130==============
     131reStructuredText は **素敵** 。この続きは webpage_ で。
     132
     133表:
     134
     135==  ==  ======
     136 入力    出力
     137------  ------
     138A   B   A or B
     139==  ==  ======
     140偽  偽    偽
     141真  偽    真
     142偽  真    真
     143真  真    真
     144==  ==  ======
     145
     146RST での TracLinks
     147------------------
     148
     149チケット `[http://trac.edgewall.org/ticket/42 #42]`:trac: のように使用します。
     150
     151.. _webpage: http://docutils.sourceforge.net/rst.html
     152}}}</pre>
     153}}}
     154
     155
     156結果:
     157{{{
     158#!rst
     159ほげほげヘッダ
     160==============
     161reStructuredText は **素敵** 。この続きは webpage_ で。
     162
     163表:
     164
     165==  ==  ======
     166 入力    出力
     167------  ------
     168A   B   A or B
     169==  ==  ======
     170偽  偽    偽
     171真  偽    真
     172偽  真    真
     173真  真    真
     174==  ==  ======
     175
     176RST での TracLinks
     177------------------
     178
     179チケット `[http://trac.edgewall.org/ticket/42 #42]`:trac: のように使用します。
     180
     181.. _webpage: http://docutils.sourceforge.net/rst.html
     182}}}
     183
     184'''訳注: 日本語でテーブルを作成する場合、 Python-2.4 以降かつ docutils-0.4 以降でない場合は、 docutils に日本語テーブルパッチを適用する必要があります。'''
     185
     186----
     187See also: WikiRestructuredTextLinks, WikiProcessors, WikiFormatting