27 | | [[TracIni()]] |
28 | | |
29 | | |
30 | | == [components] == #components-section |
31 | | このセクションは Trac 本体も含めて、プラグインによって提供されるコンポーネントの有効/無効を設定するために使います。有効/無効を設定するコンポーネントは、オプションの名前 (`name`) を使って特定します。コンポーネントが有効かどうかはオプションの値 (`value`) によって決定されます; コンポーネントを有効にするには、値を `enabled` または `on` に設定します。他の値 (一般的には `disabled` または `off`) の場合、コンポーネントは無効になります。 |
32 | | |
33 | | オプションの名前はコンポーネントの完全修飾名、もしくは、コンポーネントのモジュール/パッケージ プレフィックスとなっています。前者は 特定のコンポーネントの有効/無効を設定し、後者は特定のパッケージ/モジュール内のコンポーネントの有効/無効を設定します。 |
34 | | |
35 | | 以下の設定ファイルの抜粋を見てください: |
36 | | {{{ |
37 | | [components] |
38 | | trac.ticket.report.ReportModule = disabled |
39 | | webadmin.* = enabled |
40 | | }}} |
41 | | |
42 | | 最初のオプションは [wiki:TracReports レポートモジュール] を使用しないように Trac を設定しています。二つ目のオプションは `webadmin` パッケージのすべてのコンポーネントを使用できるように設定しています。末尾のワイルドカードはモジュール/パッケージのマッチを行う場合、必須です。 |
43 | | |
44 | | アクティブなコンポーネントの一覧を取得するには、 ''Trac について'' (訳注: 英語版では ''About Trac'') の ''Plugins'' ページを参照してください。 (`CONFIG_VIEW` [wiki:TracPermissions パーミッション] が必要となります。) |
45 | | |
46 | | See also: TracPlugins |
47 | | |
48 | | == [ticket-custom] == #ticket-custom-section |
49 | | |
50 | | このセクションでは、チケットに追加フィールドを定義することができます。詳しくは TracTicketsCustomFields を参照してください。 |
51 | | |
52 | | == [ticket-workflow] == #ticket-workflow-section |
53 | | ''(0.11 以降)'' |
54 | | |
55 | | チケットのワークフローはプラグインで制御します。 |
56 | | デフォルトでは `ConfigurableTicketWorkflow` コンポーネントが制御を行います。 |
57 | | このコンポーネントでは、 trac.ini ファイルのこのセクションでワークフローを設定することが可能です。 |
58 | | 詳細は TracWorkflow を参照してください。 |
59 | | |
60 | | == [milestone-groups] == #milestone-groups-section |
61 | | ''(0.11 以降)'' |
62 | | |
63 | | 今やチケットのワークフローは変更可能です。チケットステータスを数多く持つことができます。 |
64 | | 単に解決した (closed) チケットと、その他のチケットを対比して表示することが、すべてのケースで |
65 | | 適切とは言えなくなりました。このセクションでは、簡単にステータスの ''グループ'' を作成ができます。 |
66 | | グループはマイルストーンのプログレスバーで異なった色で表示させることができます。 |
67 | | |
68 | | 設定の例 (closed と active しか持たない場合): |
69 | | {{{ |
70 | | closed = closed |
71 | | # プログレスバーでの表示順序 |
72 | | closed.order = 0 |
73 | | # カスタムクエリへのリンクに渡すパラメータ (登録日時と最終更新日時の2カラムを追加し登録日時でソート) |
74 | | closed.query_args = group=resolution,order=time,col=id,col=summary,col=owner,col=type,col=priority,col=component,col=severity,col=time,col=changetime |
75 | | # このグループのチケット数をマイルストーンの完了パーセンテージに計上する |
76 | | closed.overall_completion = true |
77 | | |
78 | | new = new |
79 | | new.order = 1 |
80 | | new.css_class = new |
81 | | new.label = new |
82 | | |
83 | | # キャッチオールグループを 1 つ許容 |
84 | | active = * |
85 | | active.order = 2 |
86 | | # このグループに付与する CSS のクラス |
87 | | active.css_class = open |
88 | | # このグループを表示するときに使用するラベル |
89 | | active.label = in progress |
90 | | }}} |
91 | | |
92 | | グループの定義は、含めるステータスをカンマ区切りのリストにして構成します。 |
93 | | また、 '*' はあらゆるステータスを意味し、残りのすべてのステータスをキャッチオールグループに |
94 | | 関連付けます。 |
95 | | |
96 | | CSS クラスは次のいずれかを設定します: new (黄色), open (無色), closed (緑色)。 |
97 | | 新しくスタイルを追加するには、以下のセレクタを使用します: |
98 | | `table.progress td.<class>` |
99 | | |
100 | | == [svn:externals] == #svn:externals-section |
101 | | ''(0.11 以降)'' |
102 | | |
103 | | Subversion 向けの TracBrowser は、フォルダの `svn:externals` 属性を解釈できます。 |
104 | | しかしながら、外部リソースが `http:` や `https:` プロトコルを使用して ''いない'' 場合や、リンクを別の Trac や [http://www.viewvc.org/ ViewVC] のような、異なるリポジトリブラウザに向けたい場合、 Trac に external のプレフィックスと外部の URL のマップを設定しなければなりません。 |
105 | | |
106 | | このマッピングは TracIni の `[svn:externals]` セクションで設定します。 |
107 | | |
108 | | 例: |
109 | | {{{ |
110 | | [svn:externals] |
111 | | 1 = svn://server/repos1 http://trac/proj1/browser/$path?rev=$rev |
112 | | 2 = svn://server/repos2 http://trac/proj2/browser/$path?rev=$rev |
113 | | 3 = http://theirserver.org/svn/eng-soft http://ourserver/viewvc/svn/$path/?pathrev=25914 |
114 | | 4 = svn://anotherserver.com/tools_repository http://ourserver/tracs/tools/browser/$path?rev=$rev |
115 | | }}} |
116 | | 上記では、 `svn://anotherserver.com/tools_repository/tags/1.1/tools` という external は `http://ourserver/tracs/tools/browser/tags/1.1/tools?rev=` にマップされます (`rev` は、 external にリビジョンが指定された場合、適切なリビジョン番号に設定されます。詳細は [http://svnbook.red-bean.com/en/1.4/svn.advanced.externals.html SVN Book の externals] を参照してください) 。 |
117 | | |
118 | | Note: 番号はセクション内でのキー項目としてだけ使用されます。 URL 自身はキー項目として扱うことが出来ないという、設定ファイルのパーサの制限事項を回避するためです。 |
119 | | |
120 | | 最後に [http://subversion.tigris.org/svn_1.5_releasenotes.html#externals Subversion 1.5] で導入された相対 URL は、現在のところサポートしていません。 |
| 31 | [[TracIni]] |