Changes between Version 1 and Version 2 of TracCgi


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Aug 13, 2014, 12:08:18 AM (10 years ago)
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trac
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  • TracCgi

    v1 v2  
    1010trac-admin /path/to/env deploy /path/to/www/trac
    1111}}}
    12 `trac.cgi` は、 Web ブラウザから実行可能なパスの通った `cgi-bin` フォルダに置きます。このコマンドは与えられたパスの `htdocs` に `静的リソース` ファイルをコピーします。
     12指定したパス内の `cgi-bin` フォルダに `trac.cgi` が作成されます。''`trac.cgi` が Web サーバで実行可能か確認してください''。このコマンドは指定したパスの `htdocs` ディレクトリに `静的リソース` ファイルもコピーします。
    1313
    1414== Apache web-server 設定 == #Apacheweb-serverconfiguration
     
    1717
    1818 1. `ScriptAlias` を使用し、 `trac.cgi` スクリプトを URL にマップする。(推奨)
    19  2. CGI プログラムが実行可能な、 Web サーバ上のディレクトリ (通常は `cgi-bin` が使用される) に `trac.cgi` ファイルをコピーする。シンボリックリンクでも代用できますが、その場合 `cgi-bin` ディレクトリでは `FollowSymLinks` オプションを有効にして下さい
     19 2. CGI プログラムが実行可能な、 Web サーバ上のディレクトリ (通常は `cgi-bin` が使用される) に `trac.cgi` ファイルをコピーする。シンボリックリンクでも代用できますが、その場合 `cgi-bin` ディレクトリでは `FollowSymLinks` オプションを有効にして下さい
    2020
    2121`http://yourhost.example.org/trac` で Trac を実行するには、インストールしたマシンのApache の設定ファイルに、 `trac.cgi` パスに変更した上で、`ScriptAlias` ディレクティブを追加します。
     
    5454}}}
    5555
    56 [http://httpd.apache.org/docs/suexec.html Apache suEXEC] 機能を使用している場合、 [http://trac.edgewall.org/wiki/ApacheSuexec ApacheSuexec] を参照して下さい。
     56[http://httpd.apache.org/docs/suexec.html Apache suEXEC] 機能を使用している場合、 [trac:ApacheSuexec ApacheSuexec] を参照して下さい。
    5757
    5858システムによっては、`trac.cgi` ファイルの shebang 行を編集して、実際に Python がインストールされているパスを指すように修正する必要がある ''かもしれません''。 Windows システム上では、 Windowsが .cgi ファイルを実行できるように設定する必要があるでしょう。 (エクスプローラ -> ツール -> フォルダオプション -> ファイルの種類 -> CGI を Python と関連付ける)
    5959
     60=== WSGI を使用する === #UsingWSGI
     61
     62[http://pythonweb.org/projects/webmodules/doc/0.5.3/html_multipage/lib/example-webserver-web-wsgi-simple-cgi.html CGI] 内で [http://henry.precheur.org/python/how_to_serve_cgi WSGI ハンドラー] を実行することができます。[wiki:TracModWSGI#Thetrac.wsgiscript アプリケーション機能を作成すること] もできますし、用意されている `trac.wsgi` のアプリケーションを使用することもできます。
     63
    6064== 静的なリソースをマッピングする == #MappingStaticResources
    6165
    62 このままでも Trac はスタイルシートや画像ファイルなどの静的なリソースを扱えますが、 CGI のセットアップとしては '''妥当な設定とは言えません'''。 Web サーバ自身がはるかに効率良くに直接扱うことができるドキュメントまで、 CGI スクリプトとして呼び出してしまうという結果になるからです。
    63 
    64 [http://httpd.apache.org/ Apache] のような Web サーバはリソースに対して "Alias" を設定することで仮想の URL を与え、サーバのファイルシステムのレイアウトとは異なる位置にマップすることができます。すでに CGI スクリプトに対して `ScriptAlias` を定義していますので、ファイルシステム上の静的リソースを含んだコンテンツをマッピングすることで CGI スクリプトの要求を回避します。
    65 
    66 CGI スクリプトの `ScriptAlias` を追記したブロックより '''上に''' 以下のブロックを追記します。ファイル名とロケーションは適宜変更してください:
    67 {{{
    68 Alias /trac/chrome/common /path/to/www/trac/htdocs
    69 <Directory "/path/to/www/trac/htdocs">
    70   Order allow,deny
    71   Allow from all
    72 </Directory>
    73 }}}
    74 
    75 Note: `trac.cgi` スクリプトを `/trac` にマップしている場合、その一部である `/chrome/common` を加えたパスに対するリクエストは、静的リソースで処理するように割り込みを加えます。
    76 
    77 例えば、Trac が `/cgi-bin/trac.cgi` にマッピングされているとしたら、 Alias の URL は `cgi-bin/trac.cgi/chrome/common` となります。
    78 
    79 同様に、静的なリソースを project の htdocs ディレクトリで使用している場合 (テーマの中で /chrome/site を参照しているなど)、 プロジェクトディレクトリの htdocs に Apache の設定を行うことが出来ます (再度、 CGI スクリプトの `ScriptAlias` を追記したブロックより '''上に'''、以下のブロックを追記します。ファイル名とロケーションは適宜変更してください):
    80 
    81 {{{
    82 Alias /trac/chrome/site /path/to/projectenv/htdocs
    83 <Directory "/path/to/projectenv/htdocs">
    84   Order allow,deny
    85   Allow from all
    86 </Directory>
    87 }}}
    88 
    89 あるいは `/trac/chrome/site` をハックする場合は、 [wiki:TracIni trac.ini] に `htdocs_location` のオプションを設定することができます。
    90 {{{
    91 [trac]
    92 htdocs_location = http://yourhost.example.org/trac-htdocs
    93 }}}
    94 
    95 Trac は HTML ページに静的リソースを組み込むときに、この URL を使用するようになります。もちろん、それでも、特定の URL が指定されたときに 例えば、 Web サーバーのドキュメントルートにディレクトリをコピーするなり、シンボリックリンクを張るなりして、Web サーバ経由で、 Trac が `htdocs` ディレクトリを利用できるようにしておく必要があります:
    96 {{{
    97 $ ln -s /path/to/www/trac/htdocs /var/www/yourhost.example.org/trac-htdocs
    98 }}}
    99 
    100 Note: `htdocs` ディレクトリの内容を取得するには、最初に TracAdmin の `deploy` コマンドを使用して、対応する Trac リソースを展開する必要があります。
    101 [[TracAdminHelp(deploy)]]
    102 
     66TracInstall#MappingStaticResources を参照してください。
    10367
    10468== 認証を追加する == #AddingAuthentication
    10569
    106 Apache で認証を追加する最も単純な方法はパスワードファイルを作ることです。 `htpasswd` プログラムを使用してパスワードファイルを作成します:
    107 {{{
    108 $ htpasswd -c /somewhere/trac.htpasswd admin
    109 New password: <type password>
    110 Re-type new password: <type password again>
    111 Adding password for user admin
    112 }}}
    113 
    114 一番最初のユーザ以外は "-c" オプションは必要ありません:
    115 {{{
    116 $ htpasswd /somewhere/trac.htpasswd john
    117 New password: <type password>
    118 Re-type new password: <type password again>
    119 Adding password for user john
    120 }}}
    121 
    122   ''`htpasswd` についての詳細は man を見てください。''
    123 
    124 ユーザを作成した後、 TracPermissions の記述通りユーザに権限を設定することができます。
    125 
    126 Apache の設定ファイルの中にパスワードファイル名を記述し、認証を有効にする必要があります:
    127 {{{
    128 <Location "/trac/login">
    129   AuthType Basic
    130   AuthName "Trac"
    131   AuthUserFile /somewhere/trac.htpasswd
    132   Require valid-user
    133 </Location>
    134 }}}
    135 
    136 複数のプロジェクトを持っている場合でも、パスワードファイルはプロジェクトで共通なものを使用することができます:
    137 {{{
    138 <LocationMatch "/trac/[^/]+/login">
    139   AuthType Basic
    140   AuthName "Trac"
    141   AuthUserFile /somewhere/trac.htpasswd
    142   Require valid-user
    143 </LocationMatch>
    144 }}}
    145 
    146 より堅固なセキュリティのために、 SSL を有効にするか、少なくとも "基本認証" の代わりに "ダイジェスト認証" を使用することを推奨します。より詳しい情報については [http://httpd.apache.org/docs/2.0/ Apache HTTPD documentation] を参照して下さい。例えば、Dian 4.0r1 (etch) システムの上では、Apache 構成における関連セクションは下記のように記述できます。
    147 {{{
    148 <Location "/trac/login">
    149     LoadModule auth_digest_module /usr/lib/apache2/modules/mod_auth_digest.so
    150     AuthType Digest
    151     AuthName "trac"
    152     AuthDigestDomain /trac
    153     AuthUserFile /somewhere/trac.htpasswd
    154     Require valid-user
    155 </Location>
    156 }}}
    157 .htpasswd ファイルは htpasswd の代わりに htdigest を使って、以下の通りに作成する必要があります:
    158 {{{
    159 # htdigest /somewhere/trac.htpasswd trac admin
    160 }}}
    161 上記の "trac" パラメータは 上の !AuthName と同じ値にします (apache-docs の "Realm")。
     70TracInstall#ConfiguringAuthentication を参照してください。
    16271
    16372----